2008年11月29日

市川崑、宮尾登美子、篤姫

芦花公園に向かったつもりが、隣駅の千歳烏山駅に着いてしまいました。
最初気付かずに駅前をうろうろしてたのですが、駅名見て気付きました。
京王線沿線に行ったときは、たまにやってしまいます。

早速隣駅の芦花公園に移動、向かった先は世田谷文学館です。


目当ては、市川崑展です。
古い作品の方が好きなのですが、金田一の鞄、犬神家の足などに
かなり興味をひかれてしまいます。


市川崑展の入口前では、テレビで大河ドラマ篤姫の紹介ビデオが
流れており、その横には篤姫のパネル展示も。
併設で、宮尾登美子展をやっているようです。
宮尾登美子は蔵しか読んだことありませんが、とりあえず入場。

展示していた日記が面白いです。
小説では、自伝的四部作に興味を持ちました。
帰りに受付前のミュージアムショップで櫂を購入しようとしたところ、
売り切れ。やはりみな感じることは同じでしょうか。

ちょうど当日、宮尾登美子の講演会があると受付の方に聞き、
更に展示会の半券で入れるということで、世田谷区民会館へ移動。


途中、上町でテレビに良く出るサイゴンを発見。
サイゴンカレー+ナンを注文しましたが、まあまあでしょうか。
店名の通り、ベトナムのメニューの方が良いのかも。

世田谷区民会館近くのブックオフで櫂を探すも、やはり無し。


世田谷区民会館に到着すると、
1000人以上入るホールはほぼ満席ですが、しかし老人ばかりです。
自分も同類かと思うと、悲しいばかりです。

宮尾登美子登場。
この方、話術の天才ではないかと思うくらい、興味深く聴きました。
ほぼ篤姫の話のみ延々1時間半、予定時間を越えて話されてました。

篤姫を書いた動機の話もありましたが、とりわけ講演全体の前フリ
からオチの一つに利用された、大奥明け渡し時の掃除をどうしたかの話、
そのときの滝山と御半下のやりとりはとても面白かったです。

あと、宮尾登美子展の写真は、慶喜が謹慎していた上野寛永寺の部屋に
までわざわざ行って撮ったなど。


最後に主催者の方が出てきて、最近篤姫の籠が出てきたことを例に
話していましたが、こういう丹念に資料、文献が調査された小説が
書かれ、それが評価され、話題となり、さらに新しい歴史が各地から
発掘されるというスパイラルの重要性を実感しました。

そういえば、岡山かどこかで篤姫御一行の宿泊記録が見つかった
ようですが、これもテレビの人気を利用した町おこしの作業から
の発見でしょう。
これにより、篤姫の行路が宮尾登美子の小説に書かれた海路説ではなく、
陸路説の分が強くなるのでしょうが、宮尾登美子自身もこの発見を
大歓迎することでしょう。


西新宿に移動、EVのZEPナッソー1975/2/14購入。
ここ数年の75SB物の発掘は凄まじいものがあります。


阿佐ヶ谷に移動、タイ料理ピッキーヌで、カオソーイ+カレー。
この値段でこの旨さ、昼食の分を取り返した心持ちです。
posted by 若松のおかみ at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月02日

メデスキ、ハセキョー、マーチン&ウッド

年中ヒマで退屈な自分にとってはあまり関係ないのですが、
世間は3連休ということでいろいろイベントがあり、出かけてきました。


まずは渋谷シネマライズで七夜待。
河瀬直美監督、長谷川京子主演の映画です。

hasekyo.jpg

映像がとても良く、森を行く手持ちカメラも、
ハセキョーを舐め回すエロいショットも、
河瀬監督っぽいものになっています。
バンコク(?)やタイの田舎の屋台の食い物も実にうまそうです。

良い監督の映画って、必ず食べ物がおいしそうに撮られます。
これはほぼ例外のない、映画の鉄則です(笑)


映画は、そういう感じで進み、終盤まではとても楽しめました。
ただ、終盤の出演者達が感情をぶつけ合うシーンがイマイチ。

その場の全員がハイになる場面ってのは実生活でもあまりなく、
誰かがハイになると、誰かが冷めるって感じがある気がします。
映画の中の全員がああハイになってしまうと、冷める人が映画
の観客自身になってしまい、結果観客のテンションが下がって
しまうのではと。

あの場面で例えば、いつも煙草ふかしてるばあさんが、やはり
いつもの通り後ろでプカプカやっていてくれていると、観客も
救われ、いいテンションで映画が観れるかと思ってしまいます。

滞りを流すことが人生に必要であるならば、それは日常で起こる
ものであり、ばあさんにとっては煙草を消すほどのものではない
のです。


最近の河瀬映画は、こういう感情をむき出しにするシーンが
多い気がするのですが…
そういう点では少し前の映画の方が好きなのですが、今回の
ような手法で撮ることはいいと思いましたし、今後も楽しみ
にしています。


舞台挨拶を観て外に出ると、ちょうどシネマライズの真向かいで
ポルノグラフィティの新譜のキャンペーンイベント真っ最中。
わざと仕組んだんですかねひらめき

しかしそれを遮るように狭い通路を黒いワゴンがやってきて、
シネマライズに横付け、出てきたハセキョーを乗せて去っていきました。
一方の河瀬監督は、ファンのサインに気さくに応じながら、
テクテク歩いて広い通りに向かっておりました。


さて、次に恵比寿に。

恵比寿ガーデンプレイスのシャンデリア点灯式というのをやっており、
アキコ・グレースが演奏しております。

ebisu.jpg


ちょっと聴いて、同じジャズでも Medeski, Martin & Wood を聴きに
そのすぐ横の恵比寿ガーデンホールに。

MMW は MSMW以来でしょうか。
メデスキさん、相変わらず安定した演奏で満喫しました。

Cyroは相変わらず盛り上げておりました。
途中でヒカシューの人が出てきていましたが、なぜ?

ラストのセッションは不要だったかも。
バタバタしていて、さすがのメデスキさんもまとめきれていなかった感じ。
観客が長いことアンコールを求めていたけど、結局なし。
やっぱみんな、最後は3人で締めて貰いたかったんじゃないでしょうか。
posted by 若松のおかみ at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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