2008年02月03日

まごころ

親戚の子供に半年振りくらいに会いました。

もう6歳とのことで、話していても人間感情や行動については
大人と大して変わりません。適当なことを言っても見抜かれて
しまいますし、下手を言うと傷つきます。


成瀬巳喜男のまごころを観ました。
かつて恋人だった入江たか子と高田稔はそれぞれ別の相手と結婚し、
現在は入江は貧しく、高田は裕福な生活を送っているが、それぞれの
娘が学校の同級生で仲良しという理由から、再会する話です。

この娘達は、親の喧嘩や母と祖母の会話の相違、そして入江と高田の
過去を知ることになり、ものの本質を捉え、行動します。


多くのというより、ほとんどの子供が出てくる映画というのは、
子供を過度に可愛く撮ろうとしたり、単に大人の考えるところの
善意を行わせたり、結局大人の論理を押し付ける役を与えるのみです。

しかし優れた映画監督は、子供にも大人と同様の人間の感情全てを
持たせて行動させており、それは素晴らしい作品を生み出すのです。
優れた子供映画というのは、可愛いとかそういうものではなく、
たとえそれが子供でなくても成立する映画であると思います。


まごころは、それを十分に感じさせる映画でありました。
子供が出てくる映画の人気ランキングというのが良くありますが、
トップクラスに位置づけられる映画ではないでしょうか。
もちろん、そういうジャンルを超えて素晴らしい映画です。
posted by 若松のおかみ at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/82133796

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。