2008年03月08日

臨死

久々に御茶ノ水。

激安CD・ビデオショップで物色。
スティーヴ・ウィンウッドのCD、ソフィー・マルソーとイレーヌ・ジャコブ
が出てるビデオ、共に180円で、しめて360円也。安い!

エチオピアでチキンカレー。ご飯大盛、ジャガイモおかわり。930円也。

本屋でヘネパタ「コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチ」。
8,610円也!高い!! でもそれだけの価値あるはず、頑張って読みます。


さて、本日のメインイベント。
アテネフランセで、フレデリック・ワイズマン「臨死」。

−−−
臨死
Near Death
1989(358分)

監督/フレデリック・ワイズマン
ボストンのベス・イスラエル病院特別医療班についての映画。
尊厳死、植物人間、脳死、インフォームド・コンセント、
インフォームド・チョイスなど死と生の境界をめぐる末期医療
の新しい問題を臨床現場から掘り起こした6時間に及ぶ超大作。
ハーバード大学の付属機関であり先端の医療技術を誇るこの病院
の集中治療棟で行われる生命維持装置を使った診療をめぐり、
患者と医者が直面する現実に多角的に迫っている。
−−−


臨死は以前にも見たのですが、前回は寝不足で臨んだため、撃沈。
なんといっても6時間(!)、しかもワイズマンなので当然のことながら、
臨床現場、それもICUでの問題を、映画の最初から深く考えさせるもの。
寝不足では、とても受け止められないのは当然なのでした。

そこで、今回は睡眠万全、エチオピアのカレーも効いて、体調完璧です。
アテネにつくと、既に長蛇の列。
この映画に挑む同志がこんなにいるのかと思うと感激です。
エル・キャピタンに挑むロック・クライマーが、岩壁に多くの先立つ同志を
見つけたときの心境でしょうか。

アテネの会員証忘れたので1300円。ショック。でも6時間の映画だし、それでもお得。


さて映画の内容ですが、実際の数名の患者を取り巻く、医者、看護師、患者の家族
の会話を中心に追うものです。

会話の核はひとことで言うとインフォームド・コンセント。
しかし、実際にはひとことで言えるものではなく、これについて、
医者同士・看護師同士、医者と看護師、患者、家族が議論し、
最善の対応=ゴールを模索します。しかし、それぞれの立場、思想、宗教から、
それぞれが考えるゴール、及びそれに対しての責任は違うものとなります。

しかし議論を突き詰め、皆が納得するゴールと責任を作り上げて行く関係者達
には感動を覚えるもので、インフォームド・コンセントというものが、
まさに現場の、文字通り血と涙、犠牲から生まれた偉大な文化であることが
良く読み取れます。

人間の尊厳を失っても延命処置をするか否か、これについて議論と熟慮の末、
延命を行わない=家族の死を覚悟した家族の姿は、これ以上にない美しさを放ちます。
また医療現場の労働者という立場と感情を持つ人間という立場の中で葛藤する、
医師や看護師達の姿も美しい。


この映画で起こることは全ての人間に当てはまり、実際に発生する内容です。
これは全ての人間が観て、考えるべき映画であると感じます。

ま、学校とかで見せると、丸1日潰れ、しかも全てが昼寝の時間となりかねませんがわーい(嬉しい顔)

posted by 若松のおかみ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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